引越しの粗大ゴミ・不用品の処分
引越しに伴って、多くの粗大ごみや不用品が出ます。
粗大ごみの処分は通常有料ですが、引越し業者で無料で引き取ってもらえるケースもあります。またリサイクルショップなどをうまく活用することで余計な出費を防ぐことができます。不用品はできるだけ「売ってお金に変える」「無料で処分する」を意識して賢く処分したいものです。
粗大ごみや家電の処分方法
粗大ゴミの処分方法
粗大ゴミを処分したい場合、地域・行政のごみ処理センターで引き取ってもらうのが通常ですが、引越し業者で引取りを行なってくれるケースもあります。ですのでまずは引越し業者に無料引取りが可能かを確認するのがベストでしょう。
お得な順に優先順位をつけるならば
- 引越し業者に「無料引き取り」してくれるかどうか確認する。
- 行政のごみ処理場や粗大ごみ処理センターに依頼する。
- 専門の不用品回収業者に依頼する。
です。
引越し業者への確認は見積り時(ネットでも見積りが届いてから電話などでコンタクトを取るタイミング)がよいでしょう。引越し業者で無料で処分できればベストです。
もしも有料の場合、行政(市や区)の処分費用と比較します。処分する物によりますが、行政の粗大ごみ引き取り価格は、大体300円〜3000円程度です。(電子レンジで300円程度、タンスで2000円程度。地域により異なります)。行政窓口に電話をすれば料金や処分方法などを教えてくれます。引越し業者より安ければそちらで処分しましょう。
ただ、行政で粗大ゴミとして引き取ってもらえない品目もあります。
- オートバイ
- ピアノ
- タイヤ・ホイール
- バッテリー
- ボウリングの玉
- 耐火金庫
- オイル・灯油
- 消火器
- 危険物・農薬・医療系
- ポロパンガスボンベ
(*)収集不可な粗大ごみの例(東京都町田市(2011年)の場合)
こういったものは専門の不用品回収業者に収集依頼するか、有料で引越し業者に依頼するしかありません。専門の不用品回収業者の引取り価格は高めである事が多いです。
家電の処理方法
2001年に家電リサイクル法が施行されたため、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機(乾燥機)の4品目に関しては処分費用(リサイクル料金)を払わなければ行けません。
対象品目
- エアコン
- テレビ(ブラウン管式/液晶・プラズマ式)
- 電気冷蔵庫・冷凍庫
- 電気洗濯機・衣類乾燥機
処分方法
家電の代表的な処分先は下記です。
- 電気屋さん
- 行政の指定引取り場所
家電の処分は電気屋さんでの引取りが最も一般的でしょうか。商品を購入した家電店や、または新たな商品に買い換える場合は、新しい商品を買う家電店に引取ってくれます。「どこで買ったんだか忘れた」といった場合でも近所の電気屋に聞いてみるとよいでしょう。値段や処分方法など詳しく教えてくれます。
メーカーや行政の指定場所に直接持ち込む方法もあります。この場合は、郵便局でリサイクル料金を払ってリサイクル券を買い、家電と共に指定引取場所に持ち込みます。
料金
消費者は「リサイクル料金+収集運搬料金」の合計を支払います。
〜リサイクル料金について〜
リサイクル料金は下記表を参考にしてください。ただしメーカーによって若干異なります。
家電 | 区分 | 料金 | |
---|---|---|---|
エアコン | (区分なし) | 2,100円 | |
テレビ | ブラウン管 | 小(15型以下) | 1,785円 |
大(16型以上) | 2,835円 | ||
液晶・プラズマ式 | 小(15型以下) | 1,785円 | |
大(16型以上) | 2,835円 | 電気冷蔵庫・冷凍庫 | 小(170リットル以下) | 3,780円 |
大(171リットル以上) | 4,830円 | ||
電気洗濯機・衣類乾燥機 | (区分なし) | 2,520円 |
(*)平成23年度(2011年)のパナソニック家電のリサイクル料金
〜収集運搬料金について〜
収集運搬料金は、家電店の場合は「一台あたり525円」が目安、行政に持ち込めば無料です。
「粗大ごみを出しに行くなんて面倒くさい・・・」という方
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